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陰圧式勃起補助具でED治療をしましょう

2020年05月24日

ED治療には現在では薬を服用するのが一般的ですが、陰圧式勃起補助具を使うという方法もあります。
具体的にはプラスチックの円筒のようなもので、性交の前に陰茎にかぶせます。
空気漏れを防ぐためにゼリーを塗って密着させ、ポンプで円筒の中の空気を抜きます。
すると陰圧がかかって、陰茎海綿体に血液が流れ込み、本人の意思にかかわりなく陰茎が勃起するという仕組みです。

円筒をはずすと、そのままでは血液が抜けてしまうため、ゴムバントで陰茎の根本を縛る必要があります。
こうしておけば性交に必要な時間だけ、勃起を維持させることが可能です。
ただし縛り方が強すぎると強い痛みを感じたり、うっ血を起こしたりする恐れがあります。
また持続可能時間は30分以内とされており、それ以上縛ったままにしておくと陰茎を傷めるので危険です。
特に酔ったまま性交に及ぶ場合などは、加減が分からなくなることがあるので注意してください。

陰圧式勃起補助具は昔からアダルトグッズのひとつとして、それなりに効果があると認められていました。
そのため怪しいものだと考えている人もいますが、現在では厚生労働省から正式に医療器具として認められている商品もあります。
具体的には日本のメーカーの2種類、アメリカ製の1種類が、医療機関でも取り扱われています。
使い方がよく分からないとか、初めてで不安があるという方は、専門の医師に相談してみるのも一つの方法です。

たとえ医療機関で購入したとしても、陰圧式勃起補助具には保険が利かないので、すべて自費購入となります。
相場は3万円というところですが、本体のほかに専用のゼリーやパッキングの費用も必要な場合があります。
なお相場よりも著しく安い製品は、認可を受けていない商品の可能性があり注意が必要です。
高いと感じる方がいるかもしれませんが、一度購入すれば何回でも使えるため、毎回治療薬を服用するのに比べれば長期的にはお得かもしれません。

バイアグラでダメでも陰圧式勃起補助具で治療出来る

陰圧式勃起補助具はED治療薬を使えない方や、使っても効果がない方にお勧めの治療法です。
心臓病や高血圧を治療しており、特に硝酸剤を使用中の方は、ED治療薬が禁忌となります。
また血管ではなく神経に障害があって勃起不全になっている方は、普通の治療薬では効果がありません。
こういった場合でも、陰圧式勃起補助具なら問題なく使用でき、約90%の方が勃起するとされています。
自分の意志に関係なく勃起するので、いつでもどこでも好きなだけ使えるというメリットもあります。

ただし陰圧式勃起補助具も使えない場合があるので注意してください。
たとえば血栓症の治療中や白血病など、出血しやすい状態にある方は使用できません。
陰茎周辺に傷や炎症があったり、性感染症にかかっている方も、使用は控えたほうがよいでしょう。
あまり多いケースではありませんが、陰茎が大きすぎて器具に入らないということも考えられます。

陰圧式補助器具は陰茎の根本を締め付けるので、どうしても痛みや圧迫感を感じることがあります。
また性交の前に器具を装着し操作するなどの手間がかかり、ムードを壊してしまうのが不満だという方もいます。
比較的高齢で、十分な合意ができているカップルでは、長期間にわたって使用しつづけている例が多く見られます。
2012年度の調査によれば、長期間使用を継続する比率は35~40%となっています。

人知れずEDを治療したい方には向かないかもしれませんが、治療薬よりも副作用の恐れが少なく、安心して使えることは大きなメリットといえます。
健康面で不安があったり、治療費の負担が大きいと感じている方は、一度陰圧式勃起補助具を試してみてはいかがでしょうか。